答え合わせ(一言の破壊力その十六)

試験を間近に控えた生徒さんを励ますつもりのその一言が、
実はその身を縛る鎖となってしまう!その一言とは・・・

緊張しちゃダメだよ!」

でした!

緊張してはいけないと言われて、あるいは緊張するなと自ら念じて、
緊張がほぐれたことがありますか?脳科学の見地からして、それは
あり得ないのです。「緊張するな」という言葉を耳にしたり、心に
浮かべた時点で、「緊張」という言葉が脳に刷り込まれていきます。
繰り返せば繰り返すほど、体は硬直していくというまさに負の自由落下。
そもそも「ダメ」と言われても、緊張する時はするんですから。

ではどうするか?「緊張」という言葉は使わずに、「リラックス
しよう」、あるいは「気楽にいこう」「肩の力を抜いてね」などと
言えばいいのです。大して変わらない、なんて大人が言っては絶対に
いけませんよ。試験前に、あるいは大事な局面を前にして、生徒さん、
お子さんを精神的に「破壊」しかねないのですから。

加えてですが、概して「緊張」に対する誤解が蔓延しているように
思われます。まず「緊張する」のは、いけないことですか、ダメなの
ですか?答えは絶対にノーです!良い結果を残すためには、「適度な
緊張」が不可欠なのです。サッカーボールを蹴るという行為を考えて
みてください。確かに「過度の緊張」により、空振りは起こるでしょう。
しかし的確にボールをとらえられる時、そこには必ず「適度な緊張」が
あるはずです。仮に全く緊張の無い、体と精神が弛緩した状態では、
ボールが来てもそれを見過ごすような事態を引き起こすことになります。
結論としては、「緊張のし過ぎはよくないが、適度な緊張は必要」と
いうことです。

励ますつもりが逆効果、大人の不用意な一言で子供さんが苦しむことも
あり得ます。言葉は正負両面の多大なる力を持つものであると、しっかり
認識すべきでしょう。教育関係者の方、保護者の方は参考にしてくだされば
幸いです。

御機嫌よう!

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